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外国人労働者のパスポートを強制的に取り上げる事案について

11月上旬に報道されましたが、神奈川県横浜市にある「アドバンスコンサル行政書士事務所」(代表者:小峰隆広氏)で働いてた30歳代のフィリピン人女性(以下、Aさん)が、会社にパスポート、卒業証明書、そして成績証明書を取り上げられ、返還を求めても拒否されるという事案が発生しています。

Aさんは、今年6月にPOSSEが行った日本語学校に対する裁判の記者会見報道をフェイスブックで見て、相談に来られました。

外国人労働者にとって、パスポートは文字通り命の次に重要なもので、これがなければ、転職することも日本から出国することもできません。この会社には、最初からそのような意図があって、パスポートを預かっているのだと考えられます。

このような重大な人権侵害が日本には蔓延しています。

Aさんが実際に会社と結んだ「パスポートの監理に関する契約書」。

乙:Aさん/甲:会社

2020年1月16日、パスポートの返還や未払い賃金の支払いなどを求めて、横浜地裁に提訴しました。

詳細は右のクラウドファンディングサイトをご覧ください。

クラウドファンディングへは上の画像をクリックしてください。

クラウドファンディングで裁判費用を集めています。パスポートを取り上げられたフィリピン人当事者は、新しい仕事に就くことすらできません。ご理解、ご支援いただけると幸いです。

●ニュース報道

2019/11/4

東京新聞:外国従業員の旅券取り上げ 横浜の行政書士、返還拒む

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019110401002172.html

2019/11/5

東京新聞:外国人旅券職場で管理 帰国も転職も阻む「不当契約」 横浜の行政書士事務所

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201911/CK2019110502000104.html

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